沈まぬ太陽
11月2日(月)に休日をとりました。妻と「沈まぬ太陽」を見てきました。
映画を見てランチのコースですが、私の本音は、「沈まぬ太陽」を妻に見せたかったのです。会社勤めののサラリーマンには色々あります。時には上司と対立したり、不承不承会社の方針に従わざる得なかったり、サラリーマンは楽な商売ではないのです。
「お父さんも苦労しているのね」と慰めの言葉を期待した私が浅はかでした。妻の感想「結局、渡辺謙は、左遷されてリベンジできなかったのね。つまらないサラリーマンね」。そりゃそうかもしれんが、「『サラリーマンの矜持(きょうじ)』が、よく描かれているだろう。原作は、もっとリアルに書いてあったよ」つぶやくしかない私でした。
山崎豊子の「不毛地帯」もフジTV系で放映しています。20数年前ですが、確かTBS系で平幹二郎が壱岐正役でした。唐沢寿明主演の今回の「不毛地帯」は、イマイチです。壱岐正は、もっと重厚な感じがよいと思います。
壱岐正のモデルとされる(実話と思いますが)瀬島龍三氏の自叙伝「沈黙のファイル」には、戦中・戦後の激動期を生き抜く、小さな一人の人生を淡々と記述していますが、大きな歴史の流れにに翻弄されながらも、小さな一人の人生が、大きく偉大に見えるのは「矜持」をまもり、信念をもって生きてきた証があるから感動を呼ぶと思っています。
平日の最初の上映(10:00~)にもかかわらず、ほぼ満席。興味深いことに、老夫婦の多いこと(8割程度か)。シルバー世代が見たい映画が少ないこともあるかもしれませんが、「サラリーマンの矜持」を持って生きてこられた方々かなあと感じました。
【沈まぬ太陽公式サイト】
http://shizumanu-taiyo.jp/
